「プラスニエヒメ」
ブランディングのしごと
NAMING. PLANNING, COPY WRITING, GRAPHIC DESIGN, SHOP DESIGN, PHOTOGRAPH … CM食堂
2017
障害者による授産製品の直売所として、愛媛県は2017年1月20日〜3月20日までの期間限定チャレンジショップ「プラスニエヒメ」をオープン。
これまでの授産製品チャレンジショップのイメージを払拭する、おしゃれで暖かいイメージを創出したことで、予想以上の集客効果があった。
パンフレットデザイン
CREATIVE DIRECTOR
相原 泰典 宮内 美加
GRAPHIC DESIGN,WRITING
相原 泰典 河野 はるな
ロゴマークの4つの正方形から発想し、キーカラーとなる赤をベースに、周辺カラーをモザイク状に配置。
ロゴと相乗効果のある、暖かみのある印象でパンフレットをデザインした。
店舗装飾プランニング
屋外サインデザイン
屋内装飾デザイン
CREATIVE DIRECTOR
相原 泰典 宮内 美加
SIGN DESIGN,WRITING
相原 泰典 河野 はるな
以前は洋服店であった店舗は、2カ月間の期間限定とあって、外装内装ともにほぼそのまま利用することに。
エントランス上部にロゴを配し、ガラス窓には愛媛県の形をした黒板とプラスニエヒメの紹介文を掲載。黒板には、その日の商品案内等を記載し、通行人が足を止めてくれるきっかけとなるよう、工夫を凝らした。
店舗装飾プランニング
壁面デザイン
CREATIVE DIRECTOR
相原 泰典 宮内 美加
SIGN DESIGN
相原 泰典 河野 はるな
COPY WRITING 相原 泰典
店舗内は全体的に白っぽく、無機質な印象だった。あたたかみと雑貨店のような雰囲気を醸成するためロゴマークカラーをベースにしたモザイク模様を奥の壁一面に配置するとともに、プラスニエヒメの概要をテキストで表示した。
通りに面したガラス面からは、入口からまっすぐ奥にある赤色がよく見え、流れ客を呼び込む大きな誘因材料となった。
店舗装飾プランニング
屋外サインデザイン
CREATIVE DIRECTOR
相原 泰典 宮内 美加
GRAPHIC DESIGN 河野 はるな
PHOTOGRAPHE 相原 泰典
店内はほぼ以前の店舗(洋服店)の内装を流用したが、壁面にはところどころ汚れやキズもあったため、それを隠しつつ、オシャレさと賑わい感を出すべく、各事業所の商品紹介パネルを制作し、掲示した。
商品写真の撮影も社内で行い、スピーディな対応を心がけた。
店舗装飾プランニング
ポップカード&カードスタンド
CREATIVE DIRECTOR
相原 泰典 宮内 美加
DESIGN 相原 泰典
INTERVIEW,WRITING
河野 はるな
各事業所が出品する商品の魅力をコンパクトにまとめたポップカードを制作。
プラスニエヒメのロゴマーク型オリジナルカードスタンドに差し込んで、商品の側に配置。
店内の統一感を醸成しつつ、事業所の情報を発信するツールとして制作した。
プライスタグ
CREATIVE DIRECTOR
相原 泰典 宮内 美加
DESIGN 相原 泰典
食品以外の各商品に取り付けるプライスチケットにもロゴマークを配し、ショップのデザインイメージの統一を図った。
ギフトボックス
CREATIVE DIRECTOR
相原 泰典 宮内 美加
GRAPHIC DESIGN 河野 はるな
プラスニエヒメのオープン後、各事業所の商品を詰め合わせたギフト仕様の商品を販売することになり、パッケージデザインを行った。
小規模の数量に対応するため、箱は段ボール製の既製品を使用し、そこに店舗デザインと統一した掛け紙を貼り付けることで対応した。
予算の範囲内で、プラスニエヒメの暖かみのあるイメージをパッケージにも踏襲することができた。
ショップネーミング
ロゴデザイン
CREATIVE DIRECTOR
相原 泰典 宮内 美加
NAMING,LOGO DESIGN
相原 泰典
愛媛県内には、約300個所の障害者支援福祉事業所がある。各施設に所属する障害者とその支援者による授産製品を広く紹介し、障害者と障害者福祉への理解を拡げるため、県内一の繁華街である、松山市中央商店街に授産製品の直売所となるチャレンジショップを愛媛県が主体となって開設することに。
チャレンジショップのブランディングとして、ショップネームを考案。障害者の暮らしや気持ちが今よりも“プラス”になるようにとの願いを込めて「プラスニエヒメ」とネーミング。
ロゴマークは「+」をモチーフに、アクティブな赤をキーカラーにデザイン。
ロゴタイプは親しみやすく、カジュアルな雰囲気のあるデザインを心がけた。