丸京農園「tsuchikara」
ブランディングのしごと
EDIT, INTERVIEW, WRITING … CM食堂
2018-
愛媛県八幡浜市で富士柿を生産する丸京農園が新たにスウィーツブランドを開発。商品ブランディングに一から携わり、商品開発やネーミング、パッケージ、展示会への出展ブースや販売会出店ブースまで統一されたデザイン制作を行った。
「シュクレア」
ネーミング、パッケージデザイン
NAMING
相原 泰典
PACKAGE DESIGN
相原 泰典 河野 はるな
富士柿をスティック状にカットし、セミドライ加工した自然派スウィーツ。
甘みを意味するフランス語sucreから、「シュクレア」とネーミング。
すべてのtsuchikaraブランドのベースとなる干し柿を使ったスウィーツであることから、tsuchikaraのロゴを使ったパッケージデザインとした。
「ロークリームサンド」
パッケージデザイン
PACKAGE DESIGN
相原 泰典 河野 はるな
ドライ富士柿をトッピングしたロークリームを色とりどりの最中で挟んだスウィーツを新たに開発。オリジナル商品に対応するためのパッケージを構造からデザインした。
ブランドロゴを踏襲した商品ロゴをデザインし、ロゴの六角形を模様としてパッケージにあしらった。
冷凍商品のため、水濡れに強い耐水紙で制作。フタを止めるオリジナルシールも冷凍用の強粘着タイプを使用している。
「ソノママジェラート」
パッケージデザイン
PACKAGE DESIGN
相原 泰典 河野 はるな
富士柿の美味しさがそのまま味わえることから、商品名を「ソノママジェラート」とネーミング。
商品ロゴを展開したパッケージデザインとした。
冷凍商品のため、水濡れに強い耐水紙で制作。フタを止めるオリジナルシールも冷凍用の強粘着タイプを使用している。
「40% Raw chocolate bar」
パッケージデザイン
PACKAGE DESIGN
相原 泰典 河野 はるな
富士柿をはじめ、愛媛の名産である柑橘、キウイの3種のドライフルーツを混ぜ込んだ40%ローチョコレートバー。
柑橘は黄色、キウイは緑色でパッケージデザイン。個包装に使用するアルミシートも箱の色合いに合わせて統一感を高め、スライド式のパッケージで高級感をもたせた仕上がりに。
パッケージとチョコバーのころんとした形状がかわいらしいと、展示会等で好評を博した。
「Raw chocolate dip」
パッケージデザイン1
PACKAGE DESIGN
相原 泰典 河野 はるな
セミドライ加工した富士柿にローチョコレートをトッピングした新感覚のスウィーツ。
贈答品としての需要を見込み、印象的な商品ロゴと、個包装によって高級感を高めている。
「Raw chocolate dip」
パッケージデザイン2
PACKAGE DESIGN
相原 泰典 河野 はるな
セミドライ加工した富士柿にローチョコレートをトッピングした「ローチョコレートディップ」。
百貨店催事などの対面販売用に、中身が見えるクリアな筒状ケースを使ったパッケージを作りたいとの依頼を受け、デザイン。
既製品の筒状ケースが商品に対して少し高すぎたため、フタと商品の間にできた無用な空間をなくすため、ステージ状になり、なおかつセットしやすい1枚ものの型抜き紙を考案。
正面からは商品ロゴがよく見え、側面や背面からは、商品そのものがよく見える。包材のコストを抑えながらも、見栄えの良さを追求している。
「tsuchikara」ブランド
ネーミング、ブランドロゴデザイン
CREATIVE DIRECTOR
相原 泰典 宮内 美加
NAMING, LOGO DESIGN
相原 泰典
丸京農園は柿の中でも最大級の大きさを誇る富士柿を栽培している。園地のある八幡浜市は国内でも唯一の富士柿産地でもある。
糖度が高く、干し柿としての美味しさが自慢の富士柿は贈答品として知る人ぞ知る高級食品だ。
より知名度を上げ、富士柿とその美味しさをもっと多くの方にお届けしたいと、富士柿を使ったスウィーツブランドを手掛けることに。
薬剤師でもある代表が園地の土作りにもこだわり、栽培を行っていることから、ブランド名を「tsuchikara」(つちから)とした。
ロゴマークは漢字の「土」をモチーフにデザイン。パッケージ展開もしやすいように意図して制作を行った。